こんにちは!
前回の記事ではIHの施工事例を紹介させていただきました。
IH交換する時って基本的にトッププレートが黒焦げだったり、油まみれだったり、固着してなかなか外せなかったり、IHの縁に油カスが溜まって汚れてたりです。
レンジフードも同じで、油を含んだ蒸気や煙を吸い込んでいるので、汚れるのは当然です。
新しく交換したり、最近だと家を建てる人が増えてますから、せっかくなんで綺麗に使いたいですよね。
ここでは日頃のお手入れ方法やお手入れグッズを紹介したいと思います!
気になるページを目次から飛んでくださいね!
油汚れに適した洗剤 BEST3

世の中にはいろんな種類の洗剤があって、正直どれを使っていいのか、どれが効果あるのか買って使ってみないとわからないですよね。
全然効き目がなかったらお金の無駄・・・。
そうならないようにいいもの紹介しますね!
花王 マジックリン
ホームセンターや薬局、コンビニなんかにも売ってるマジックリン。

え・・・これが?
そう考えている方も多いと思います。
昔からある商品ですが、昔からあるのに今も健在なのは、年々商品改良されていってるから健在なんです!
実際に私もIHやガスコンロ、レンジフードの交換工事をする際によく使っています。
洗浄成分が頑固な油汚れの中に入り、柔らかくほぐしてくれます。
価格もお手頃で、日頃のメンテナンスにはコスパ最強ですよ!
東邦 ウタマロクリーナー
ウタマロといえばワイシャツの襟袖の黄ばみを落としてくれるアレが思い浮かびますよね。
今回紹介するのはこちらの商品。
こちらはコンビニでは見かけませんが、薬局やネットで購入できます。
こちらの商品は中性洗剤なので、キッチンのみならず家中どこでも使うことができます!
厳密に言えば水拭きができる家具や家電
- 換気扇、水栓、レンジなどキッチン周り
- お風呂掃除
- トイレ掃除
- 窓ガラスやアルミサッシ
- その他水拭きができる壁紙、家具、床、プラスチック製品など
逆に使用できない場所としては
- 水拭きができない壁紙、家具、床など
- 天然の石材
- 漆塗などの塗り製品
- 銀製品
- 自動車
- 液晶・プラズマディスプレイの表面
- 革製品など
これも我が家で愛用していますが、使用場所としては電子レンジの中やレンジフード(換気扇)の掃除、キッチン周りのキッチンパネル、IHやキッチンの天板(人造大理石)の表面のお手入れに使うことが多いです。
マジックリンと違うのは匂い。
マジックリンは正直鼻にツンとくる匂いがしますが、ウタマロはグリーンハーブの香り付きです。
世間一般的に中性洗剤はアルカリ性洗剤に比べて洗浄能力が劣ると言われていますが、ウタマロは頑固な油汚れもしっかり落としてくれます。
中性洗剤なので、素手で使用できるのも魅力的ですよね。
ほんと、販売元の東邦さんの努力の結晶ってやつですね。
茂木和哉 なまはげ
これはお掃除好きの方には有名な商品かもしれませんね!

なま・・・はげ?お父さん!!!
いや笑
これはね、これはというか茂木和哉シリーズで、かなりおすすめです。
いろんな用途、場所に適した洗浄剤を出していて、どこに何を使えばいいのか一目瞭然。
知り合いに茂木マニアがいて、茂木和哉シリーズフルコンプリートしてる人がいますけど、やっぱり使い道が分かれていて、汚れもしっかり落ちるし、もう他のものは使えないっていうほど熱弁してくれました。笑
並べてある光景は奇妙でしたけどね・・・笑
なまはげはアルカリ性洗浄剤になっており、使用の際は手袋が必要になりますが、その洗浄力を目の当たりにすると、手袋つけてでも使いたくなるクセになる商品です。
使い方も至って簡単!
気になる油汚れにスプレーして5分ほど放置するだけ!
あとはぬるま湯で流すだけなんです!
それでも落ちない汚れは茂木さんに電話しt・・・いらない歯ブラシやスポンジなどで擦ってくださいね笑
頑固だからといって金たわしなど硬いもので擦らないように注意してくださいね。
最近の製品は表面に撥油加工をしているので、あまり擦りすぎると劣化を早めてしましますから。
裏技:オキシクリーン(USA Ver.)
ところで、キッチンの換気扇(レンジフード)の掃除は皆さんどうしてますか?
最近のレンジフードはお掃除10年不要とかありますが、あれは語弊ですからね?
あくまで掃除をしなくても10年間排気能力が落ちませんって話で、10年掃除しなかったらえらい事になりますよ。笑
最低でも半年に1回、我が家は1〜2ヶ月に1回掃除をしてます。
最近のレンジフードはかなりスリムになり、中のファンもプロペラファンからシロッコファンが主流になってきていますよね。

前幕板は油汚れがつくことはほとんどないので、お掃除の際にサッと一拭きすれば大丈夫です。
整流版やオイルキャッチャーも前述の洗剤を軽くスプレーして拭き取るか、シンクにスペースがあるなら食器用洗剤で普通に洗って大丈夫です。
問題はシロッコファン。
この縦の格子状になったフィンが吸引力を高めているのですが、スポンジが入らない・・・。
こまめに掃除をしていれば、これも前述の洗剤をスプレーして5分ほど放置してぬるま湯で流せば落ちるんですけど、しばらく放置してしまうと少ししつこくなってきます。
そこで登場するのが“オキシクリーン”です!
- まず、シロッコファンをレンジフード本体から取り外す。
- シロッコファンがすっぽり入るバケツに60度以上のお湯を貯める。
- オキシクリーンを適量入れてお湯に馴染ませる。(火傷注意!)
- そこへシロッコファンを静かに投入する。
- 1〜2時間ほど放置して洗い流す。
汚れ具合によって変わってきますが、これで擦らず放置するだけで汚れが落ちます。
オキシクリーンを入れた時に出る泡は、酸素(過炭酸ナトリウム+炭酸ナトリウム)です。
酸素のパワーで油を浮かして溶かしてくれるというものです。
オキシクリーンは漂白成分も入っているので、シンクやお風呂の床のつけ置きや子供の上履きの洗浄、子供のおもちゃなんかもこれ一つで洗えるんです!
オキシクリーンを少量お湯に溶かしてペースト状にして、IHのトッププレートの上に垂らし、サランラップをグチャグチャに丸めて円を描くように軽く擦ると、トッププレートの焦げ付きも落とせちゃうんですよ!
家中どこでも使えちゃいますよね!
ただ、このオキシクリーンは日本版とアメリカ版がありまして、洗浄能力(成分)が変わってます。
日本版には入っていないのですが、アメリカ版には“界面活性剤”というものが入っており、違いとしては、
日本版:泡立ちが少なく、洗浄後のすすぎが楽ちん。
アメリカ版:泡立ちがよく、洗浄効果が高い。
という違いがありますので、ご自身で判断して使ってみてくださいね!
お掃除・メンテナンスグッズ
では、洗剤を紹介したわけですが、その洗剤を使ってどうやって掃除すればいいのか、掃除した後はどうしたらいいのかなどを紹介します。

レンジフードのお掃除
レンジフードを掃除するときに必要なものは、特別用意しなければならない道具はなく、不要になった歯ブラシやスポンジ、雑巾などがあれば簡単にお掃除できます。
ただ必ず用意しておかなければならない者があります。
それは段ボール
何に使うかというと、IHの保護です。
整流板やオイルキャッチャーはもちろんですが、シロッコファンは落としてしまうと100%IHやコンロのトッププレートを割ります。
割ってしまえば交換の一択・・・。かなりの痛手になります。
ですので、まず整流板を外す前にIHやコンロの大きさくらいの厚めの段ボールを敷き、心配であればテープなどで固定しておきましょう。
テープを使うときは、セロハンテープじゃ跡が残るし、マスキングテープじゃ少し弱い気もするので、パイオランテープという養生用テープがおすすめですよ!
余談ですが、薄型レンジフードの前幕板の下部分(出っぱってるところ)の上ってホコリが溜まりますよね。
普段目につきませんが、大掃除なんかのタイミングで見ると悪夢です。
なので、サランラップをレンジフードの上に置いてあげると、大掃除の時にサランラップを交換するだけで済むので、とっても便利です!
※この時絶対にIHやコンロの上に足をかけたりしないでくださいね。割れますよ。
IHのお掃除
IHのお掃除ですが、前述したオキシクリーンでの焦げ付きの落とし方でこまめにお手入れしているとトッププレートの汚れや焦げ付きはさほど気になりません。
IHの上に焦げ付き防止マットを敷いて使うのもOKですが、揚げ物など温度管理して調理するときは必ず外して使ってくださいね。
そうしないと、IHが温度をうまく感知せず、最悪の場合火災につながることもあります。
実際国民生活センターのホームページで注意喚起をしているので、気になる方は以下をご覧ください。
それから結構盲点なのがグリルの吹き出し口です。
ここにゴミが入るとなかなか取るのに苦労します。
なので、我が家ではこちらを愛用しています。
これは、油はねや吹き出し口にゴミが入るのを防いでくれて、なおかつ上に物が置けるので一石二鳥になっており、かなり重宝しています。
もちろんグリルを使うときは外します。
それからIHの縁ですが、使用する分には特に不自由はありませんが、やはり長年使うと汚れも溜まって目に見えてきます。
そうなる前にしておきたいのがこれ。
IHの縁に合わせて貼ることで、隙間にゴミが溜まるのを防いでくれます。
サイズは幅75cmまでのIHに対応していますし、男女問わず簡単に取り付けが可能です。
もちろんこれも我が家で導入させていただいております。
取れる場所に着く汚れと取れない場所に着く汚れじゃ気持ちも違いますし、これをして置くことで安心感が全然違いますね!笑
あとは日頃からこまめに拭く事で長く綺麗に使うことができると思います。
さいごに
今回はキッチンの油汚れに関して一通り説明やお掃除、メンテナンスなどを紹介させていただきました。
いつかは壊れる物だとしても、綺麗に使えるうちは綺麗に使ってあげた方が気持ちがいいですし、もちろん機械のもちも変わってきます。
私も日々いろんなものを試して、いいものを追求しているので、またいい商品があれば紹介させていただきますね!
では、良いキッチンライフを!
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